I saw 「UNIQLO and JW ANDERSON 」 ~「見て楽しむ」価値のある服~
いやはや、早くも9月も後半になってしまいました。
時の流れは残酷でございます。
しかしユニクロには恐れ入ります。
今回はデザイナーコラボ怒涛の3シリーズ。
「イネス」
「JW ANDERSON 」
貪欲な姿勢が見えますね。
イネスのほうは取扱店舗が極端に少なく、未だ見ておりませんが、
JW ANDERSONは見ることができました。
しかし今回のラインナップ、写真で見たときは
「派手すぎる」とか
「使いづらいだろう」
などマイナスなイメージが大きかったのですが
実際に見るとなかなかどうして面白かった!
ユニクロと相性もどうなんだろう?と半信半疑だったのですが、
相性とかよりもまずは見に行ってほしいと思いました。
とはいえ何も具体的に紹介しないのはアレなので、
面白かったアイテムをいくつか挙げていきます。
~アウター編~
■トレンチコート+E
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/403201-33
どうやらラインナップでも話題?となっていたらしいトレンチコート。
触った感じや見た目は正直普通にいいじゃん!という感想。
生地の安っぽさはないですし、しっかり作られていると感じました。
ただしこりゃあかなりでかいです。
私の身長が160cmほどですが、まぁダボダボしますね・・・。
平均身長以上はないと様にならないのではないかと思います。
また、こちらリバーシブルになっていて、
こんな感じにチェック柄が入っているような着こなしも可能。
ですが、可愛らしさがありさすがに男には厳しそうに感じます。
かわいらしく高身長な男子っているのかね・・?そういう人向けかな
まぁ使うなら表でしょうね。
■ツイードコート+E
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/403202-08
個人的にアウターで一番期待をしていたアイテム。
結果としては「アリ」なんじゃないでしょうか。
トレンチコートと比べるとずっと着丈が短く、
身長に不安な方でもまだいけるかな?というレベル。
私の身長でも膝が見えるレベルですから、
長すぎるって程でもないと思います。
生地感はまぁ可もなく不可もなくという印象。
厚みもほどほどなので、そこまで重みもありません。
逆に真冬だとどうなんだろう?とは思いましたが・・。
値段も15000円ほどで、軽さもあることから、
手軽に羽織れるコートとして使い勝手は良さそうです。
色も無難なグレーとネイビー。
どちらを選んでも合わせやすい色になっております。
ツイードというと個人的にはグレーのイメージですが、
どっちかというとネイビーのほうがいろんなコーディネートに合わせやすそうです。
コートは薄い色だとシルエットがもやっとして使いづらい印象がありますし。
でも好みで選んでOKだと思います。
ですがそんなに売れなさそうなので、値下げを待ってもよいかも・・。
(意外と売れちゃったりしてなぁ
そういえばHPみるとすべての商品1アイテムにつき一人1点しか購入できないようです
転売を防ぐ目的なのでしょうか?はたまた在庫が少ないのか?
転売を防ぐ目的だとしたらいい取り組みだと思います)
あとはベルトですかね。
こいつはボタンを閉めずにオープンに着るのが
良いと個人的には思うのですが、
そん時にベルトが背中でぶらぶらしてしまいます。
なんとなくうっとうしいというか・・笑
正直なくてもよかったかもしれませんね。
■ウールブレンドキルティングジャケット
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/403204-58#thumbnailSelect
これも意外と使えるんじゃないか?と思ったアイテム。
表面はキルティングということになってますが、それほど
主張が強くないです。
うまく言葉にできないですが、このグリーンの色合いや
ボックスシルエット?がいい感じの雰囲気を醸し出します。
アームホールもそこそこきれいな形で
横から見てもダボっとは見えないのが素敵。
そして暖かかった。コートよりも冬はポッカポカにしてくれそうです。
ちょっとレトロな渋い男にしてくれる一着ですね。
これは黒とグリーンありますが、グリーンがいいでしょう。
アウターは以上で終了。
ダウンジャケットもありましたが、そこまで取り上げるほどではないかと。
~ニット編~
■エクストラファインメリノボーダークルーネックセーター(長袖)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/403273
でました、JWアンダーソンの真骨頂?カラフルボーダー☆
写真で見た時から
「こんなの街で着るやついるのか?!」
と少々小ばかにすらしてしまっていたド派手アイテムです。
しかしいざモノホンを見てみると、
「なんかわからないけど着てみたいな・・これ」
という衝動にかられます。
私も含め普段ここまでド派手な色合いの服を着る人は
ごく少数だと思います。
でも、だからこそこういった普段着ないようなアイテムが
とても興味深いものに見えてくるのです。不思議なものです。
そして試着してそれはさらに新鮮な体験となるはずです。
この服を着た俺はこんな感じなのか・・と。
正直、このアイテムを街で着る勇気はありません。
ですが、一度着てみると素直に面白い!
と感じるんじゃないでしょうか。
普段絶対着ないようなアイテムですが、
着てみることによっておおげさですが、新たな自分を発見できるかもしれませんし、
今まで手を出してこなかったようなアイテムでも
着てみようかなとか、前向きな気持ちにさせてくれるはずです。
そういう意味ではとても意味のある商品。
アンダーソン氏がデザイナーとして人気があるのも
ユニクロがコラボを持ち掛けたのも
うなずけるような気がしました。
「面白い服」「興味をそそる服」
使いやすいだけが洋服ではないのだなぁと考えさせられました。
ちなみに素材はユニクロ安定のエクストラファインメリノです。
非常になめらかでチクチクすることもなく快適。
ここも地味に魅力ポイントではないでしょうか。
ああ、安くなったら買ってみようかな・・笑
何つー魔力や、いや、魅力か。
~シャツ編~
■エクストラファインコットンブロードシャツ(長袖)+E
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/403214-63#thumbnailSelect
続いてシャツ類へ。
こちらのシャツもまたアンダーソン氏らしいと感じるデザイン。
触った感じはふわふわしています。
公式によると表面には微起毛加工を施し、柔らかな肌触りにしてあるようです。
確かにその通りで、一般的なブロードシャツのように
ツルツルとはしておらず、気持ちいい感触です。これはいい。
そしてデザイン。
試着して意外と自分に合うと思ったのが上記の商品。(個人的ですみません・・)
縦横でラインがはいっており、チェックっぽい?見た目です。
また後ろ側も、こんな感じのデザインになっており
遊び心が満載。
ボーダーニットの時にも言いましたが、
普段着ないような服も着てみると意外としっくりきたりする
可能性を秘めているなと感じます。
「まぁまずは着てみようぜ?」
彼がそう言ってくれているような気がしました。
シルエットに関しては細くもなく太くもなく
ベーシックでよいかなと思います。
着丈もそこまで長くないですしね。
まずは一通り着てみてしっくりきたら買いではないかと思います。
インスピレーションを養いましょう!
■フランネルチェックシャツ(長袖)+E
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/404863-14
見て楽しめた服第1位がこちらです。
これは絶対店舗に行って実物を見てほしいと思います。
すげーきれいな色合いなんですよ!
ちょっと感動したのは自分だけかなぁ?
赤と白のほうよりも、このブルーですね。
けっこういろんな色使ってるはずなんですけど、
不思議と散漫にならず、魅力的な色合いになっています。
いやぁ、彼(アンダーソン氏)はすげーなと感じた瞬間です。
デザイナーっつーのはこういうことなんだと。
(大袈裟ですね・・笑)
これはユニクロにありそうでない色合いだと思います。本当絶妙だ。
んでいざ試着してみると、正直シルエットは微妙でした・・。
まぁそこまで完璧なものはそうそうないですよね。
絶妙な色合いとはいえフランネルシャツですから。
着こなしは簡単な部類ではないと思います。
でもこれもまた面白いアイテムだと思います。
色合いが美しいなんてのはなかなかユニクロではないですから。
いやぁ服は奥が深いですな。
ボトムスに関しては、どれもストレートシルエットで
正直うむむ・・といったところです。
トップスに比べてデザインがない分シルエットの良し悪しで
決まってしまうというところではあると思いますがね。
あとは小物かな。
~グッズ編~
■パデットバックパック
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/403258-66
このバッグも写真だけ見たら派手だなぁ・・
と思っちゃいますが、実物を見ると
奇麗な色合いをしているんですよね、これがまた。にくいね。
着るとか、使うとか
日常的に落とし込めるような商品ではないのが正直なところです。
でも、見て楽しむという意味では非常に面白いと思います。
以上思ったことを綴ってみました。
独特な色合いやデザインで
最初はどうなんだろう?
と思っていましたが、
実際は興味をそそられ見て楽しめた。
そんなコラボだったと思います。
服というのは基本的には身に纏うものです。
だから自身が着てみて、かっこよく、あるいは可愛くなるもの
自分がより魅力的になるものを選ぶと思います。
ですが、服自体を見て美しいなとか面白いなとか
服に対して新たな視点で見ることができる。
そういった場をユニクロが提供してくれた
そう感じました。
おおげさですが、
「ユニクロとJWアンダーソンの美術館」
そんな感覚で見に行ってみるとよいのではないかと思います。
少しでもこのコラボの魅力を伝えられたら幸いです。
まぁ最終的には何も買ってないんですけどね 笑
(買ってないんかい!というツッコミが聞こえてきそうだ・・)
美術館ですから、見ることに意義があるのだ。
と言い聞かせて終わります 笑