こんにちは、Timmonsです。
今回は栃木県の秘湯、「八丁の湯」についての紹介です。
八丁の湯は奥鬼怒温泉郷の一角になります。
奥鬼怒温泉郷は現在、
・加仁湯(かにゆ)
・八丁の湯
・日光沢温泉
・手白澤温泉
の4件だそうです。
奥鬼怒温泉郷 (おくきぬおんせんきょう)は、栃木県日光市(旧国下野国)川俣にある温泉の総称(温泉郷)である。
鬼怒川の源流部付近にあり、鬼怒沼、尾瀬への登山客の利用も多い。
温泉が発見された時期は不明。古くから地元の人が利用していた。
温泉郷が形成されていったのは昭和初期である。
温泉郷内の各宿に電気、電話が引かれたのが1986年になってからであり、
(Wikipediaより)
開湯時期は不明ですが、以前は山奥の秘湯ということで、
なかなかいくことが難しかったようですね。
現在は専用のバスで送迎を行っており、
幾分行きやすくなったのかなと思います。
また、あえて徒歩で山を登りながら楽しんでいく人も多いとか。
そんな山奥の秘湯ならではの露天風呂が楽しめる温泉です。
日光奥鬼怒温泉 八丁の湯
住所 | 〒321-2717 栃木県日光市川俣876 |
TEL | 0288-96-0306 |
公式HP | 日光 奥鬼怒温泉 秘湯の宿 八丁の湯【公式サイト】 |
■温泉データ
源泉名 | 八丁の湯第7号源泉 |
泉質 | 単純温泉(低張性中性高温泉) |
源泉温度 | 50.8℃ |
湧出量 | 81.01L/min(自然湧出) |
pH値 | 7.3 |
色 | 無色透明 |
臭い | 微硫化水素臭 |
(温泉分析書より)
日光奥鬼怒温泉 八丁の湯 宿泊
宿について
宿へは「女夫渕駐車場」まで車で行き、
そこから専用のバスで宿まで向かいます。
バスの送迎は事前の予約が必要とのことですので、
忘れずにお願いします。
こちらからバスが出て宿まで案内してくれます。
そして10数分して到着になります。
私が宿泊したのが9月の中頃でしたので、
10月だったら紅葉が見事だったかもしれません。
秋にまた行ってみたいものです。
入り口です。
周りも緑に囲まれて開放感のあふれた庭でした。
入り口では愛犬「モコ」がお出迎え。
引っ込みじあんらしくずっと床の下におりました。
秘湯ではありますが、宿内はかなり気を使っているのか清潔で、
過ごしやすかったのが印象的です。
テラスもこのように開放感あふれる感じに。
ラウンジ、レストハウスなども、
こんな風に広々としていてリラックスできる場所です。
これはいいですね、時を気にせずゆっくり過ごせます。
https://www.8tyo-no-yu.co.jp/databox/data.php/room_03_ja/code
公式HPより
お部屋はこんな感じ。
すごくきれいでびっくりした覚えがあります。
秘湯とは思えない清潔感。
これは宿の方の努力のたまものかもしれないですね。
素晴らしいと思います。
部屋によってはトイレもついているようです。
(現在テレビは部屋に備え付けていないそうです)
温泉
さて、いよいよ温泉になります。
温泉は男女別の内湯が一つずつ。
そして混浴の露天風呂が3つあります。
■内湯
まずは内湯。
左右二つの浴槽があります。
温度的にはどちらも同じぐらいだったかな。
温度に関しては、ちょっと熱めだった気がします。
臭いもなく癖のないいい温泉です。
体も洗えるのでまずはこちらで体をきれいにしましょう。
■露天風呂
続いては露天風呂。この宿メインの温泉たちになります。
こちらは混浴ですが、
タオルを巻いて入浴可能だそうですので、女性でも入りやすいかな。
時間帯によっては女性のみの時間帯もあるそうです。
まずはこの大きな四角い浴槽の温泉。
男性側の脱衣所を出てすぐに位置します。
個人的にお勧めNo.1はこちらの温泉。
なぜかというと、ぬるめだから(笑
ぬるめ大好きな人間にとっては最高の温度です。
しかしこちらの温泉は外側から見えるので、
結構周りの目が気になるかも・・。
とはいえこの大自然を眺めながらのぬる湯は、
何物にも代えられない気持ちよさであります。
続いては、四角い浴槽から上に登ったところにある浴槽。
道中結構温泉でツルツル滑るので転倒に気を付けましょう。
こちらは四角い温泉よりちょっと熱めかな。
でも割かしちょうどいい感じです。
そしてここから滝が流れ落ちていて、
景色でいえば一番見ごたえがあるでしょう。
眼下には美しい自然が見渡す限り広がります。
(高い位置から見下ろすのでちょっと怖いぐらい)
最後はこちらの大きな岩風呂。
女性側の脱衣所を出てすぐになるところですかね。
浴槽の大きさでいえば一番かな。
スケールの大きい浴槽です。
ここから見える滝の景色が雄大で素晴らしい。
湯口とのコラボレーションです(笑
くりぬいた木から温泉が流れてきますが、
あまりの量にあふれちゃってます。すごいです。
また、湯の中には湯の花が浮かんでいて、
豊富な湯量といい泉質を感じることができます。
■動画はこちら
食事
食事も素敵なものでした。
山奥だけど普通にうまくて高級感のあるメニューでしたね。
まずは夕食。
お刺身、茶わん蒸しなど定番物も美味しくいただけました。
お皿とか盛り付けもオシャレなんですよね。
お肉や野菜を鍋に入れて食べる鍋料理も美味しかった。
温泉上がりのルービーがうまい。
確かマツタケの土瓶蒸しだったかな。
これがめちゃくちゃうまかった。
もう一滴残らず飲み干しましたね(笑
舌が肥えちゃってしょうがないですわ。
続いて朝食。
オシャレな風呂敷に包まれて出てきます。
こだわってますよね、ほんと。
開けるとこれまたオシャレな料理が出てきます。
卵焼き、鮭など定番物もいい。
味も満足できる素晴らしいものでした。
ちなみにこの風呂敷は持って帰れますので、思い出にもいいですね。
まとめ
以上、日光奥鬼怒温泉 「八丁の湯」いかがだったでしょうか。
車で行けないような秘湯で、
古かったり汚れてたり不便だったりと想像してましたが、
宿も清潔で部屋も清潔、
料理も素晴らしくある意味秘湯ならではのストレスは皆無で、
心地よい時間を過ごすことができました。
そして何より自然と一体化できる露天風呂。
これは一度味わってほしいところです。