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宮城県 「鳴子 早稲田桟敷湯」日帰り入浴 ~激熱な貸切風呂 お湯と戦え?!~

こんにちは、Timmonsです。

東鳴子温泉の旅では「初音旅館」、「いさぜん旅館」などを紹介しましたが、

周辺にはほかにも個性的な温泉があります。

それが「鳴子 早稲田桟敷湯」(なるこわせださじきゆ)という温泉です。

昭和23年に、早稲田大学理工学部土木工学科の7人の学生がボーリングの実習で源泉を掘り当てた。それを利用して造られた共同浴場である。平成8年に改築された。早稲田大学理工学部建築学科の教授石山修武によってデザインされた、共同浴場としては極めて前衛的な内外観が特徴。

 (Wikipediaより)

早稲田大学の学生がボーリングの実習で源泉を掘り当てた」という、

なんともロマンのある温泉のようです。

そしてその外観は、

これって本当に共同浴場?!

と思うような個性的なものでした。

そして「激熱」なその泉質による、

温泉との奮闘記をご覧ください(笑

 

 

鳴子 早稲田桟敷湯

住所 〒989-6822 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-1
TEL 0229-83-4751
料金 550円(貸切風呂 50分:入浴料+1100円)
営業時間 9:00分~21:30(最終入館21:00)
公式HP  早稲田桟敷湯(公衆浴場)/大崎市 (city.osaki.miyagi.jp)

 

■温泉データ

源泉名 地下獄5号・9号・16号泉 混合泉
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物-硫酸塩泉(低張性中性高温泉)
源泉温度 87℃
湧出量 -
pH値 6.6
無色透明
臭い 硫化水素

(温泉分析書より)

 

早稲田桟敷湯への交通手段ですが、

電車であればJRの「鳴子温泉駅」から歩いてすぐにあります。

車であれば、「鳴子温泉湯めぐり駐車場」というパーキングがあるそうなので、

そこに停めればOKです。

(私はその場所を知らなかったので、駅前の駐車場に停めました)

 

そして、その個性的な外観です。

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https://www.welcomenaruko.jp/shop/%E9%B3%B4%E5%AD%90%EF%BD%A5%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B0%E6%A1%9F%E6%95%B7%E6%B9%AF

いやはや、最初に見たときは度肝を抜かれましたね。

全身黄色っぽい建物で、いったここは何なんだ?という「未知のエリア感」。

そしてここを入っていき、突き当りを左に行きます。

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https://www.welcomenaruko.jp/shop/%E9%B3%B4%E5%AD%90%EF%BD%A5%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B0%E6%A1%9F%E6%95%B7%E6%B9%AF

建物内の写真がこちら。

本来であれば右手の券売機で入浴券を購入しますが、

こちらには「貸切露天風呂」があるということで、

受付の方にお話ししてそちらにしてもらいました。

※事前に空いているかは確認しておきましょう

お値段は、50分間で1650円です。

写真のちょうど左奥の窓からいったん外に出て、

右手奥にあります。

 

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どーん!でました、これが噂の貸切露天風呂。

縦長の何とも言えないデザイン性です。

空が見えるようになっていて開放的ですが、

周りの景色はなんも見えない感じです(笑

この後ろにはシャワーなどもついていて、

体を洗う場所もあります。

 

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こちらはちょっと引きの写真。

左下にシャワーがあるのが見えますかね。

(右上にぶら下がってるのはなんだろう・・)

 

さて、いよいよ入湯。

と思いかけ湯をしてみましたら、

あっつっ!

やばいです、激熱です。

これはかなりやばい奴だと直感しました。

なんでも分析書によれば源泉温度は87℃

加水はしているようですが、それでもあつすぎました。

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温泉が流れてくるところ。

ここにすごくたくさんの白っぽい湯の花がついてました。

そして奥の木でできた湯量を調節するやつが見えますでしょうか。

あれの位置で湯量を調節するわけです。

最初はあれがてきとうな所に設置され、

温泉が流れ放題でした。

なのでまずはあの位置を最適化しなければなりません。

写真のように位置を変えて、左側だと浴槽に温泉が入るため、

右側に逃がすようにしたら、少しは量が減りました。

まずは第一関門突破です。

 

続いては水を入れなければなりません。

しかし浴槽に蛇口はないので、

これはもう冷水のシャワーを入れるしかない。

ちなみにこの方法はほかの熱い温泉でも結構使います。

水の蛇口がない際はこの方法で湯温を下げましょう。

これで第二関門突破です。

 

そして最後。

これはもう湯もみをするしかありません(笑

ひたすら温泉をかき混ぜていきます。

とても疲れます。

50分しか時間がないのに、

私は一体湯温を下げるためにどれだけの時間を使ったのだろうか・・。

まさに戦いです。

「HOT SPRING WAR」です。

そして手前のほうから徐々に入れる温度になっていきました。

そこからはひたすら温泉を奥のほうに押しのけ、

入れる範囲を広げていきました(笑

ふと、何やってんねんって思いました・・。

そこでやっとこ温泉を体感します。

臭いはほのかに硫黄臭がしましたね。

白い湯の花がそれを彷彿とさせます。

最後にちょっとだけ満喫することができました。

 

ちなみに、近くに「たかはし亭」というお店があり、

今回はそちらでランチをいただきました。

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美味しいカレーライスでした。

外では雪が積もっている中、温かいものが体に染み渡りましたね。 

 

 

以上、「鳴子 早稲田桟敷湯」でした。

普通の大浴場には入っていないので、

特に湯温が気になるところではありますが、

貸切露天風呂は「熱い」です(笑

これはもうちょっと温度の調整を湯守の方にお願いしたいところ。

まぁある意味記憶に残る場所となりましたがねぇ。

 その個性的な建物と、激熱の温泉が好きな方はぜひ訪れてみてください。