ワクチン未接種でも「全国旅行支援」を受ける方法 ~薬局で「抗原検査」を受けよう~
こんにちは、Timmonsです。
2022年、10月11日より「全国旅行支援」(全国旅行割)がスタートしました。
以前行われていた「県民割」よりもより利用しやすくお得になったようで、
各予約サイトなどでもアクセスが集中しているようです。
全国旅行支援とは、政府の財政支援を受けて各都道府県が実施している
「県民割」の全国版のこと。
ちなみに
県民割とは・・
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により旅行需要が落ち込んでいる中、地域的な感染の拡がりを抑制しつつ、当該都道府県が実施する旅行商品や宿泊サービスに対する割引及び地域限定で旅行期間中に使用可能なクーポン券等の付与のために必要な費用が国から支援される事業です。
(じゃらんより)
これにより通常よりもホテル、宿代が格安になり、
より宿を利用しやすくなった制度です。
しかしこれには条件があります。
クーポンを利用してのご宿泊にあたっては、ワクチン接種済証明書又は検査結果通知書と、現住所が確認できる身分証明書が必要となります。同行者も含めて忘れずにご持参ください。書類が確認できない場合、割引は適用されません。
(じゃらんより)
身分証明書はいいとして、ワクチン接種証明書または検査結果通知書が必要です。
ワクチン接種証明書は、2022/9/24現在では3回目の接種以上が条件になります。
これを受けてない人は割引利用できないんじゃないの?
そう私も思ってましたが、大丈夫、できます。
この記事ではワクチン接種を受けていない人が全国旅行支援を利用する方法をご紹介します。
必要なのは「抗原検査」です。
そしてそれは無料で受けられます。
実際に検査を受ける具体的な手順も細かく記載していきます。
是非参考ください。
(この記事は「県民割」利用時のものです)
薬局で検査できるか確認
さて、まずは抗原検査を受けられるところを探します。
基本的にやってるところは薬局になります。
扱っているリストが厚生労働省から出ているので、
お時間があれば確認してみてください。
私が利用したのは「ウエルシア薬局」になります。
ちなみにこの薬局でも、取り扱いのあるところ、ないところがありました。
なので近くのお店で対応可能か、電話で確認するようにしましょう。
ウェルシア薬局の場合、インターネット予約ができる場合もあります。
下記のHPより確認してみましょう。
ただこれだと現地受付のみの日があったりもしたので、
私はそのまま当日行くことにしました。
大体10:00スタートになってるはずです。
現地受付の場合早い人から順番なので、遅れないようにしましょう。
抗原検査を受ける
さて、当日一番乗りできたら、一通りの説明を受けてスタートです。
検査して通知書を受け取るまで、時間はおよそ40分~60分ぐらいでしょうか。
あるていど余裕を持った方がいいでしょう。
※当日体調不良の場合は検査を受けることができません
必要事項を記入
まずは検査を受ける前に必要事項の記入を行います。
まずは「申立書」。
旅行(宿泊)をする日にち、具体的な場所等を記入します。
続いて「検査申込書」。
本人確認では自身のことを、
検査目的では①を選択します。
検査キットを使用する
書類の記入が終わるといよいよ検査キットを使います。
必要なものをすべて渡されるので、確認しながら進めましょう。
ちなみにコロナの観点ですべて作業は一人で行います。
このような説明書が一緒に渡されるので、
分からなくても大丈夫です。
①検体採取
まずは綿棒を用意し取り出しましょう。
こちらですね。
こいつの太いほうを鼻の中に入れて(2cmほど)、
鼻の周りをこするように回転させていきます。(15秒ほど)
両方の鼻でそれを行います。
※結構むずがゆくてくしゃみが出そうになるので注意です
②試料調整
続いて鼻に入れた綿棒を検出用チューブに入れます。
この左側の方ですね。
こいつのふたを取ります。
(中の液体が出ないように注意しましょう)
このように綿棒を液体に浸けます。
チューブを絞るようにして綿棒についたものを絞り出します。
そしてキャップでふたをします。
こいつですね。
こんな感じです。
突起のある方が外側になります。
③検体滴下
続いては、先ほどふたをしたチューブから、
試験体へ液体を垂らします。
この袋を取り出して、
テストデバイスを取り出します。
液を入れるのは右側の穴ですね。
こんな感じで、3滴たらしましょう。
たらすともうすぐに滲んできました。
④結果判定
あとは結果が出るまで待つだけです。
時間は15~30分となってます。
この時点でお店の方にスタートしたことを伝えましょう。
あとはあちらで時間を計ってくれます。
ちなみにテストデバイスを袋に入れた時点でもう反応が出てましたね。
また、その際にはいらない袋をまとめておきましょう。
あとは時間が来れば終了です。
今回は無事陰性でOKでした。
その際には「検査結果通知書」を受け取ります。
これが旅行先の宿などに見せる証明書となります。
まとめ
以上、ワクチン未接種の方が県民割を受ける方法でした。
流れとしては、
近くの薬局を探し、抗原検査が受けられるか確認
当日実際に検査を受ける
通知書をもらって宿に見せる
これで無事に県民割を受けられます。
またワクチンを接種していても、
コロナにかかっていないか不安な方にもおすすめできます。
ここで注意点なのですが、
抗原検査は摂取した日+1日
しか証明書として認められません。
なので実質証明書として使えるのは2日間ということになります。
検査した2日後だと無効になってしまうので注意してください。
それともうひとつ、受ける場所については、
原則自身の住んでる県で受けたほうがいいです。
薬局の方に電話で聞いたのですが、
他県で受ける場合は認めてくれないことがあるそうです。
なので旅行先の県で受けずに、
自身の住所である県内でうけることをおすすめします。
今後「県民割」は終了し、「全国旅行割」となる予定だそうです。
その際にもワクチンの証明書は必要になるでしょうから、
この方法は今後も利用できると思われます。
ワクチン未接種でもあきらめることなく、
この検査で県民割を利用してお得な旅行ライフをお過ごしください。