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長野県 乗鞍高原温泉 「旅館 こだま」宿泊 ~白骨温泉に劣らぬ硫黄泉~

こんにちは、Timmonsです。

今回は長野県の「乗鞍高原温泉」(のりくらこうげんおんせん)についてのご紹介です。

乗鞍温泉はまさに「乗鞍岳」のふもとにある温泉ですが、

泉質的には有名な「白骨温泉」と同様の乳白色の硫黄泉が多いですね。

場所的にも白骨温泉の隣に位置しており、

人気のある白骨温泉より予約も取りやすい印象です。

乗鞍高原温泉(のりくらこうげんおんせん)は、長野県松本市安曇(旧国信濃国)にある温泉

白色と透明の2種類の源泉が存在する。強酸性のため、レジオネラ菌も生息できない

乗鞍岳中腹に源泉(湯川源泉)が存在し、温泉地まで引湯している。湯川源泉は白骨温泉及びその源泉地の上流にあたる。

昭和20年頃から引湯の話はあったが実現せず、1974年から2年がかりで温泉地までの引湯設備を整備し、1976年にようやく完成。

 (Wikipediaより)

 

以前は源泉付近の湯畑から湯の花を採取し、

それが多くの収益源となっていたそうです。

引湯設備が整ったのが1976年とありますから、

入浴温泉としてはまだ歴史が浅いのですね。

さて、そんな乗鞍温泉高原で宿泊したのが

旅館 こだま」というお宿。

貸切露天風呂を満喫でき、

また美味しい料理が味わえる宿です。

 

乗鞍高原温泉 旅館 こだま

 

住所 〒390-1513 長野県松本市安曇4240−2
TEL 0263-93-2708
公式HP  【公式】旅館こだま (ekodama.com)

 

■温泉データ

源泉名 湯川源泉
泉質 単純硫黄温泉[硫化水素型](低張性弱酸性高温泉)
源泉温度 46.8℃
湧出量 -
pH値 3.2
乳白色
臭い 硫黄臭

(温泉分析書より)

 

 

乗鞍高原温泉 旅館 こだま 宿泊

 

宿について

乗鞍高原温泉は白骨温泉の南に位置します。

車で行く場合、

関東からであれば長野自動車道の「松本IC」で降りて、

その後しばらく南西へ向かいます。

上高地乗鞍高原の分岐で左へ曲がり、

あとはひたすら高度を上げていけばたくさんの宿が見えてきます。

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http://www.ekodama.com/

公式HPより

 

外観は写真のような感じなのですが、

雪がしんしんと降り注ぐときだったので、

元々白を基調とした建物に雪が積もっていて、

なかなか見づらかったです(笑

建物自体はそんなに大きくなくこじんまりとしていますが、

その分静かな時間を過ごせます。(全部で9部屋だそうです)

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http://www.ekodama.com/

公式HPより

 

お部屋も公式HPのお写真をお借りしました。

8畳の和室で、広さは十分。

手入れもされているようで、比較的清潔だったと思います。

部屋はテレビ、トイレ付きで、冷暖房も完備されています。

 

 

温泉

温泉は内湯と露天風呂があります。

内湯は男女別で1つずつ。

露天風呂は予約制の貸切でした。

まずは内湯のほうから。

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内湯がこちら。

この写真の右手に洗い場が2、3か所あり、

シャンプー、ボディーソープを利用できます。

比較的小さな浴槽ですが、

当時は人数制限を設けていて、

あまり人が多くなることがないよう工夫されていました。

(コロナの影響もあったのかも・・)

私は今回一度も人と被ることがなかったので、

ひたすら独泉状態。最高でした。

 

温泉は乳白色の硫黄泉で、これぞ!という感じですね。

硫黄の香りがすると「ザ・温泉に来たなぁ」って感じますよね。

香りも強いですし、pH値も3.2なので強めの酸性で、

浸かっていると手もシワシワになってきます。

肝心の温度のほうは、

この手の温泉の中ではぬるく感じるほうかな。

体感で39℃~40℃ぐらい。

個人的にはそれが大変うれしかった。

肌への刺激も強く温度も熱いとなると、

なかなか温泉を味わう余裕もなくなってしまうので・・。

ちなみに湯口は、

ポコッポコッと絞り出すように音を立てて出てきます。

静寂の中その音がこだまするので、

「だからこだま旅館なのか?!」と(笑

ほんとのとこはどうなんでしょうか・・。

 

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続いては露天風呂。

写真のようにだいぶ周りは雪で覆われていました。

雰囲気ありますね。

「露天風呂は貸切専用で一組様に付き30分間無料で貸切可」

となっているのですが、

正直30分はちょっと短かったかなぁ。

あっという間に終わってしまうのでね・・。

できれば40分ぐらいは欲しいと思いました。

(22時以降は自己責任で入ってよいそうです、外気の影響で温度が低くなるかもしれないとのこと)

 

こちらも内湯同様に温度がぬるめで長湯できます。

しかし、冬だと外気の寒さがしんどくて、

一度入ったらなかなか出られないかも・・。

それとすごく細かいのことなのですが、

浴槽内のある位置から温泉が出ていて、

そこだけすごく熱いです。

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この写真で一番右端の手前側かな。

気づかず手で触ったりするとやけどするかもしれないので注意です。

 

内湯は24時間入浴可能、

露天風呂は22時までは貸切予約でそのあとはOKだそうです。

 

料理

続いてはお料理。

信州の食材と旬の食材を中心に出されているようですが、

なかなかに素晴らしかったです。

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まずは夕食から。

前菜も程よい種類でどれも美味しくいただけました。

サーモンのお造りも良かったですし、

もずくもちょうどよい味付け。

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岩魚の塩焼き。

温かく塩気もちょうどよし。

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天ぷらはかなりイケてました。

サクサクでジューシー。

衣の揚げ具合でわかりますかねぇ。

細かくて薄めの衣、これが一番おいしいのです。

 

また、今回のプランではありませんでしたが、

霜降り和牛の鉄板焼きなどもあるそうですので、

お肉大好きな方にはぜひおすすめしたいですね。

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http://www.ekodama.com/food

公式HPより。美味しそうだ・・。

 

 

まとめ

以上、乗鞍高原温泉 「旅館 こだま」さんいかがだったでしょうか。

乗鞍高原温泉はペンションなども多くリゾート地のイメージですが、

意外と空いてるような印象があります。

なので、ゆっくりするには最適な所だと思います。

今回の宿は露天風呂を満喫でき、

お料理も個人的はかなり美味しい部類だったので、

温泉だけじゃなくて料理も楽しみたい方にお勧めの宿です。

雪の降る季節であればさらに雪山の雰囲気も味わえるでしょう。