人生思うままに

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人生で幸福になるためには?幸せに感じる3つの科学的物質 ~ゲーセンか山に行く老人たちの話~

こんにちは、今回は人生における幸福とは?

そんなことを話してみたいと思います。

私は数十年生きてきて、学校、会社といたって普通の道を歩んできました。

そんな中で、時々どうしても思うことがあるんですよね。

「何のために生きてるんやろ」

特に学校、会社で人にきついこと言われたり、ミスしたり、

すごく心身疲れていたり、自分に自信を無くしたり、

ネガティブな状態の時には何度も考えてしまう事です。

休日なんかは、一日やることもないと考えちゃいますよね。

おいしいもの食べたり、休日ゆっくり寝たり、

録画したテレビみたり、そんなささいなことのために生きてるのか?!

そんなんでくたばって本当に満足か?!

それを自分自身に何度も問いかけてきました。

「そうだ、何かしなくちゃいけないんだ、だけどなかなかできないんだ。」

そう思いつつもなかなか何もできなかった。

そんな中でなんとか行動に出したのが「登山」でした。

 

 

live-my-life.hatenablog.com

 ひょんなきっかけでしたが、何とか今も続いている少ない趣味ですね。

また、最近は生きていくのに必要なことも考えるようになり、

YOUTUBEの「両学長」の動画に出会い、

お金についてもいろいろ考えるようになりました。

www.youtube.com

こちらのチャンネルですね。

興味があれば見ていただきたいと思うですけど。

その中で、学長が投稿された動画の一つが、

すごく自分の中で腑に落ちたので、紹介させてください。


www.youtube.com

「お金と幸福」についての動画です。

この中で、とある本を紹介されてるんですが、

精神科医が見つけた 3つの幸福

精神科医が見つけた 3つの幸福

こちらの本ですね。

私もこの本をまだ読んでないのでアレなのですが・・(笑

人が幸せに感じるときには、3つの物質が分泌されているようで、

セロトニン

オキシトシン

ドーパミン

というものがあるそうです。

その内容は、

セロトニン:「心と体」が健康な時に感じる幸福

オキシトシン:「つながりや愛」から得られる幸福

ドーパミン:「成功」から得られる幸福

ということだそうです。

また、これらで重要なのはその土台となる順番。

ピラミッドを考えた時に、

一番下、BASEになる幸福が「セロトニン」なのです。

2番目が「オキシトシン」。

そして一番上が「ドーパミン」。

要は人生で幸せの土台は心と体の健康なのです。

 

■心と体の健康は生きていくためのBASE

 

 

最近思うのは、人生で生き抜いていくためには、強くなければいけないという事。

そして知識をつけないといけないということ。

資本主義社会の日本において、

お金がなければ生きていけない。

会社にいれば人と比較されるし、

上司と部下の関係というのは必ずある。

だれが良くて誰が悪い。

「世の中平等」「対等」そんなこと言っても、

現実はそんなもんじゃありません。

いつだって厳しい。

特にコロナ禍の現在では、失業、倒産、

そして生きるのが苦になって自殺する人。

たくさんニュースで取り上げられています。

今も苦しい思いをされている方は多いでしょう。

でも私はそんな人たちに手を差し伸べる余裕もなく、

自分が生きていくので精いっぱい。それが現状です。

自分自身だっていつ破綻するかわからない。

会社を首になるかも、病気になるかも、両親になにかあったら、支えないといけないかも・・そんな不安に駆られながら生きています。

 

そんな厳しい世界の中で、心や体が弱っていたら、

あっちゅーまに死んでしまいます。

それに負けないために「心と体」を鍛える。

(すんません、幸福とはちょっと方向がずれてしまいましたが・・)

その二つが健康であれば、厳しい世の中も何とか乗り越えていけると思うのです。

 

特に「心」ですかね。

心を健康にするには、「マインドフルネス」「セルフコンパッション」

というものがいいのかなと思います。

これはメンタリストDAIGOさんが勧めていたものです。

私も本を購入しました。

マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック

マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック

こちらの本。

ちなみに結構本がぶ厚いので、なかなか読めてません(笑

これも早く読んで効果を実感できるよう実践してきたいと思います。

 

セルフコンパッションという言葉には、

自分への思いやり、慈悲という意味合いがあるそうですが、

まさにそう。

自分に厳しい、自分を卑下してしまう、ネガティブになってしまう。

そんな人には取り組むべき心のケアなのではないでしょうか。

 

そして「体」。

これは「心」、「精神」とつながるものだと思っていて、

体調が崩れた時に、精神的にもしんどくなる。

心と体はどこかでつながっていて、

どちらかが崩れた時にもう片方も一緒につぶれてしまうという事。

なので、いくら心だけを鍛えたとしても、

体が強くなければなかなか完全な健康にはなりにくいのではないか。

と考えています。

ですから、体もきちんと正常に保っておく。

そのためには、最近私自身力を入れている「筋トレ」。

これが間違いない取り組みだと思います。

筋トレを始めると、体脂肪を減らしたり、体を大きくしたりと、

細かい目的は違えど、運動により鍛える以外に、

「食事」「睡眠」も大事なことに気が付きます。

それはイコール「健康」につながります。

なので「筋トレ」は「健康」なのです。

 

心と体を充実させることで、

この先何があっても乗り越えられるはずですし、

そのセロトニン「BASE」の幸福があるからこそ、

ほかの幸福もしっかり感じられるのでしょう。

話がやっと戻ってきました(笑

 

 

■ゲーセン・山に行く老人どっちが幸せか?

 

また、3種類の幸福の話を聞いた時、

ゲーセンで見かけるご老人や、山に行くご老人のことを思い出しました。

 

まずはゲーセンに行く老人。

ゲームセンターに以前たまに遊びに行ってた時、

クレーンゲーム、パチンコ、スロットなどいろいろありますが、

そのなかで「ジャックポット」ってあるじゃないですか。

そこに必ず何人かご老人がいるんですよね。

メダルを入れて、中のメダルを落としたり、

スーパーボールみたいのを落としたりすることでチャンスが生まれ、

上手くいけばジャックポットで大量のメダルが入ってくるというゲーム。

仕事が終わり、現役引退。

年金生活でやることがなくなるから、

そういったゲームセンターで暇をつぶすのかなと思ったのですが、

そのゲーセンで得られる幸福ってなんだろうな?と。

自身でもジャックポットやったことありますけど、

当たった時の快感はやはり

ドーパミン」の幸福だと思うんですよね。

健康、つながり、それでの幸福ではどう考えてもないし。

 

ドーパミンの幸福というのは、doの幸福ともいわれ、

麻薬のようにどんどんたくさん欲しくなるものらしいです。

お金なんかも「成功」により手に入れば、

もっともっと欲しくなりますよね?

そんな幸福に頼るといずれ虚無感のようなものに襲われるんじゃないでしょうか。

 

そしてもう一つ、山へ行く老人。

登山するようになると、必ず年配の方を見かけます。

ソロでいく人もいれば、グループで見かける人も。

その方々はいったいどんな幸福を得ているのでしょうか?

セロトニン」「オキシトシン」はbeの幸福ともいわれ、

そこにあることに幸せを感じるものだそうです。

 

山へはどんな目的でいくのか。

私は最初のほうこそ、山頂に登る達成感を味わいたい、

という一見「ドーパミン」的幸福だと感じましたが、

実際山に登っていくと、

小鳥のさえずり、心地よい風、新鮮な空気、

木々の匂い、葉がこすれる音、

途中で飲み物を飲んだ時のおいしさ、

晴れた日に見られる美しい自然の景色など、

今そこにあるものに対しての心地よさで、

幸せだなぁと感じる瞬間がありました。

それこそが登山の本来の幸福なのだと思っています。

 

それはきっとドーパミンではない幸福なのかなと。

また、特にグループで登っている年配の方々を見ると、

笑顔でいるイメージなのです。

楽しげに話しながら登っている。そんな印象。

それはきっと「つながり」から生まれる「オキシトシン」的幸福ですかね。

ソロの方でもすごく元気に見えますしね。

やはりどこか生き生きしているように感じます。

 

 

ゲーセンと山、その二つの場所に行く老人の表情を想像すると、

どっちが楽しそうだろうか?

私の中では山登りをする老人がずっと楽しそうに見えたのです。

(ゲーセンを否定するつもりはないです)

そしてそれによって得られる幸福も、

今回の話で聞いた「beの幸福」が大事であること、

それがとてもに腑に落ちたのです。

 

 

■あなたは老後どう生きていたいか

いかがでしょうか。

自分が老人になった時、どんな表情を思い浮かべるか。

私はやはり山に登って、今ここにあるものに感謝し、

最高な人生やなぁ・・と感じたいです。

そのためには、「心と体」「つながりや愛」そんなものを大事にして今から生きていきたいものですね。

もし現在「ドーパミン」的な快楽を求めている人がいたら、

今一度思い返してもいいかもしれません。

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美しいものを美しいと思える心をね。