人生思うままに

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Moon Childだけ知ってるのはもったいないぜ!その名は「SCRIPT」

みなさんはMoon Childというバンドをご存知でしょうか?

 

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http://www.avexnet.or.jp/avexdb/moonchild/

当時はavex初のバンドということで珍しかったようです。

彼らのなかで一番有名な曲はいわずもがな


www.youtube.com

「ESCAPE」でございますかね。

裸の太陽~♪ というサビが印象的です。

しかし元々はこういったシリアスな曲は珍しいくらいで

それ以前はさわやかなPOPテイストあふれる曲が多かったんです。

そんでそれらがまた良い曲だったんですよね。

私もぶっちゃけ後追いなんでえらそーなこといえないんですがね・・・。

デビュー曲の「Brandnew Gear」とか

Over the rainbow」なんかはとてもいいメロディですよ。

そのあとにも名曲がたくさんありつつも解散。なぜや・・・。

 

そんな素晴らしいバンド「Moon Child」。

しかしそのあとにメンバーの二人が作ったバンド「SCRIPT」

を知ってる人はとても少ないでしょう。

そしてこれを機会にぜひ知ってもらいたいです。

 

 

「SCRIPT」とは

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https://www.amazon.co.jp/SCRIPT-HERE/dp/B00005HSZG

元「Moon Child」佐々木 收(Vo)と渡邊 崇尉(Ba)によるユニット。

元々Moon Childでも楽曲のほとんどはVoの佐々木氏が

担当していたので、SCRIPTでもらしさがあります。

彼ららしさというのは形容しがたいですが、

POPさや時折ヘンテコさがあるということ・・ですかね。

とりあえず曲を聴いていただきたいという思いではありますが。

デビュー曲がこちらです。

 「トーキングヘッズ」

www.youtube.com

 

なんというか彼ららしさあふれる曲だと感じます。

AメロBメロ(Bメロなのか?)では得意の早口言葉で、

ためてためて・・・

サビですごく疾走感!そしてさわやかさのあるキャッチーなメロディを持ってくるんです。

うむ、素晴らしい。と思いませんか?(笑

よく聴くとAメロは早口言葉というほどではないですが、

ラップ調というか、言葉でちょっと遊ぶような感じ。

同じような展開の曲がMoon Childの「requiem for the man of nomad  」でしょうかね。最初に早口なのを持ってきてサビでキャッチーになるという展開。

盛り上げ方が非常にうまいなぁと思います。

そんでちょっとオシャレなのがみそ。

これと同じ展開の曲がもう一曲。

「Stripe Blue」

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PVがなかった・・・。もともとなかったっけか。

これもAメロがとてもとても早口。

歌うのも結構きつかったりします。

そしてサビがめちゃくちゃさわやか。うむ、素晴らしい。

(Bメロもまた素晴らしいんですがね)

トーキングヘッズでは管楽器が使われてますが、

こちらはそれ+フルートも入っていて雰囲気出てます。

このパターンの曲が彼らの持ち味の一つなのかなと思ってます。

どれもサビで気持ち良い風が吹くような爽快感というか、

その分早口なとこは歌詞を見ないと理解不能だったりしますが(笑

 

そんななかでもう一つの一面がMoon Childでいう「ESCAPE」のような曲。

シリアスでロックな曲もちゃんとあります。

「Inspiration」

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わりと「ESCAPE」っぽくはありますけど、また違う魅力がありますね。

より骨太になったというか。

イントロのフレーズがちょっとだけT Rex の 20th Century Boy っぽい。

続いてもう一曲。

 

「サイレン」

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これはよりシリアスな一曲ですね。

 そしてより疾走感があってかっこいい。

イントロのピアノがいい味を出してます。

 

個人的には「サイレン」のが好きですが、こんなように

骨太な曲もやっています。その幅広さが良いですね。

しかしサビは決して分かりづらいというわけでなく

あくまでキャッチーで聴きやすいのが素晴らしい。

 

Moon Child時代の映像で佐々木氏が

「幅広い音楽をやっていきたい、それは飽きないから」

と語っていたんですが、ほんといろんな曲を作っています。

たくさん聴いても飽きることなく聴ける、その通りやなと思います。

 

ちょっとでも良さがわかってもらえましたかね('ω')

Moon Childももちろんよいですが、SCRIPTもよいバンドなんで、

興味持ったら聴いてほしいですね。

ちなみにアルバムとしておすすめなのは

最初の2枚。

とりあえずそれだけあれば彼ららしさを感じることはできるはずです。

 ■SCRIPT IS HERE 

 

SCRIPT IS HERE

SCRIPT IS HERE

メジャーデビュー初のアルバム。

このアルバムだと9曲目の「プライド」が一番好きですね。

ちょっとアダルトで夜の雰囲気がありますが、

サビがやっぱりいいなぁ。ほんとに盛り上げ方がうまい。

管楽器もまた入っててサビに絶妙に入ってくるんですよね。

 

■Body Language

Body Language

Body Language

2枚目のアルバム。

全体的に幅広い曲がありながらそれがどれも特徴的で楽しめるのは

こちらかなぁ。

先ほど紹介したシングルも3曲入っています。

個人的におすすめなのは4曲目の「ロンサムカウボーイ」。

ポップでキャッチーで誰もが耳になじむような一曲。

こんな曲をさらっと作れるのはセンスがあるからなのかなと感じます。

それと「いじわる」という曲。

これはアダルトでジャジーでセクシーな名曲。

乙女のような男心がなんとも切ないです。

いやぁ、改めて考えるとなんで売れなかったんだろうと・・不思議でならん。

Moon Childでは売れたほうでしょうが、

「ESCAPE」だけでなくその後もよい曲たくさん出してたのに

ヒットし続けることはできなかったですし。

SCRIPTの場合は人々に知られる機会がなかったんでしょうけどね。

瓦礫に咲いてる花のように

それでも良い曲を作っていたのは素晴らしいです。

 

ちなみに現在は活動休止中・・・いやぁ残念です。

いろいろ事情があるのでしょうし、しょうがないですけどね。

ライブは数えるくらいしか見たことないんで、

再結成したらまた見に行きたいですなぁ。